前回、11本のファンドを信託報酬手数料で比較しました。
今回は、過去5年のリターンで比較してみたいと思います。
数値については、ウェルスアドバイザー(旧モーニングスター)に掲載されているファンド情報の1つであるトータルリターン(2023年12月末現在)を使用しています。
第1位
第1位は トータルリターン(5年) +21.34%
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) です。
第2位
第2位は トータルリターン(5年) +17.7%
eMAXIS Slim 全世界株式
意外や インデックスファンドが、1位、2位でした。
手数料が高い分、アクティブファンドが成績がいい印象がありますが、ここ5年に限って言えば、インデックスファンドを積み立ててた方が良かったということですね。
第3位
第3位は トータルリターン(5年) +16.84%
農林中金 おおぶね
ここでようやくアクティブファンドが登場しました。
アメリカ株で運用するファンドです。
1位の eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) といい、近年はアメリカ株が好調だったことがうかがえますね。
第4位以降
ここからは一気に
第4位 トータルリターン(5年) +15.48%
iTrust インド株式
第5位 トータルリターン(5年) +15.38%
セゾン・資産形成の達人ファンド
第6位 トータルリターン(5年) +15.16%
EXE-i グローバル中小型株式ファンド
第7位 トータルリターン(5年) +13.76%
コモンズ30ファンド
第8位 トータルリターン(5年) +10.70%
セゾン・グローバルバランスファンド
第9位 トータルリターン(5年) +9.93%
ひふみプラス
第9位でリターンが +9.93% この5年間、株価だけで見れば世界経済は絶好調だったわけです。
比較対象外のファンド
トータルリターン(5年)の成績が出ているのはここまでです。
残り2つのファンドは、最近設定されたため、5年成績が出ていません。
参考までに
セゾン・共創日本ファンド トータルリターン(1年)で +23.85%
iFree NEXT インド株 インデックス トータルリターン(6か月)で +9.44% でした。
この2つのファンドも、出だし好調で先が楽しみです。
まとめ
今回は、トータルリターンで比較してみました。株式相場が好調だったこともあり、インデックスファンドを超えるパフォーマンスをアクティブファンドがあげることができませんでした。
今後、いつになるかは分かりませんが、必ずくるであろう暴落相場を経て、どう順位が入れ替わってくるのか、積み立て購入して確認していきます。
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